悪い人、ダメな人なんていない。

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私は、そう思っています。

人間だから、やっぱり誰かに対してムカつくこともある。
酷いことされたって泣いてしまうことも、他人の行動に嫌悪感を感じてしまうこともある。

でも冷静になって考えてみたら、「悪い」とか「ムカつく」とか「嫌な奴」とか「酷い人」とかって決めているのは誰でしょう?

「常識的に~」「人として~」って頭に浮かんだとしたら、その価値観を決めているのは誰でしょう?


自分自身ではないでしょうか?


あなたが作り上げた常識や人間像かもしれないし、誰かに「こうあるべき」って思いこまされたのかもしれない。

例えば、アメリカでは挨拶代わりにKissやハグをします。
初めて会った日本人にいきなりされたらどう感じます?

「頭おかしいのか?」「変態?」「気持ち悪い…」

そう感じた人はちょっと考えてみて。
もしかしたらその初めて会った日本人は見た目は日本人だけど中身はアメリカンかもしれませんよ?
それかイエス・キリストのように愛で満たされた人かもしれないし、その人にとっては特別な行為では無いのかもしれません。

初めて会ったアメリカ人にされたら、もしかしたら嫌悪感もそんなに大きく無いって人もいるかもしれない。

価値観を決めるのは本人次第です。


その価値観を作ったのは、生まれ育った環境だったり、誰かに言われたり、今までの経験で刷り込まれたものです。

だから自分にとって普通のことも、他人にとっては認められないってことがあります。


酷いことをする人、ムカつく人、悪い人、人に対してしたくないことをしてしまうダメな自分も、決めてしまっているのは自分自身です。

酷いことをしているのに気付かない人、悪いことだってわかっていてする人、こんなことしたくないのにしてしまうダメな自分には原因があります。

それは過去のトラウマ。

人は誰だって、大小様々なトラウマがあります。
多くは幼い頃のトラウマが原因で、他人が理解出来ない行為をとってしまう俗に言う「ダメな人」「悪い人」「酷い人」になっていきます。


生理的に受け付けられない人っていますか?

それはなぜでしょう?

もしかしたら過去にその人と似た人に嫌な思いをさせられたかもしれません。


理解出来ない行動をとる人は周りにいますか?

その理解出来ない行動をとる人は、過去に大きなトラウマとなる出来事があって、その行為を繰り返してしまっているのかもしれません


結果には原因があります。

生まれてから今までに起きたことが原因かもしれないし、お腹の中にまだいた時かもしれないし、過去世から引きずっているものかもしれません。


その原因を追求して克服するのもヒプノセラピーでは効果的です。


ダメな人、悪い人なんていないって私が思うのは、そうなった原因を突き止めて克服することが出来たら、例えそのダメな人、悪い人が変わらなくても自分の見方が変わればダメな人、悪い人には見えなくなるから。

そうして視点を変え、自分の関わり方が変われば、相手の方もかわっていきます。

それに、酷いことをされたりしてしまったりしたおかげで、自分自身か相手か第三者かに、プラスの何かが手に入ることもあります。

それには気付きが大事。

気付いたことによって成長に繋がる。

『半面教師』って言葉もあるし、『他人は自分の鏡』って言葉もある。
どんな現象からもプラスを生み出すことは出来ます。

全ては自分次第で変えられるんですね。


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